こんにちは!けいた(@keitabi1997)です。
今回はスタディツアーツアーSTARTの3〜5日目を記事にしました。
2日目までの記事をまだお読みでない方はこちらからお読みいただけます!
3日目〜よりディープなルワンダへ〜
Tour of Beauty by KISEKI
この日は日本人宿キセキが主催するツアーから始まった。
キセキはもともと本格派の日本食レストランとしてオープンしたが、今は、大きくコンセプトを変更して地域のシングルマザーが働く社会派のレストランとして営業をしています。
このツアーではキセキで働いている従業員のシングルマザーが暮らすスラム地区にあるお家を訪問し、彼女たちが抱える問題や課題を間近で感じることができます。
キセキに行くとこの日に行われるバザーの打ち合わせが行われていました。
キセキの女将さんが言うには、子供の学費を払えなくて滞納している親御さんを集めてバザーを行うことで滞納している学費を作らさせる取り組みを行っているそうだ。
もともと、数人にしか声をかけなかったのに、一晩のうちに口コミで広がって、かなりの大人数が集まって来たようである。
恐るべし、ルワンダの口コミ力!
キセキがあるのはキガリのキミフルラという地区で比較的富裕層が集まっている地区であり町並みも整っており、見た感じは生活レベルもそんなに低くはなさそうだと思っていたが、
そんな中にも子供の学費が払えなくて困っている人がたくさんいることに驚きました。
キセキで今回案内してくれるノエラさんとレオニーラさんと合流して、ツアーにいざ出発!
彼女たちの暮らすスラム地区へはキセキから歩いて向かいました。
スラム地区はキセキから歩いて大体15分くらいのところにあります。
住宅街を歩いていくと突然現れたという感じであった。
レオニーラさん家に行ってみんなでマンダジ作り体験。
マンダジとはルワンダ風のドーナツと言えばいいのだろうか、サーターアンダギーに似た食べ物です。というより、ほとんど一緒!
レオニーラさんは8人の母であり、「キセキで働くことで子どもたちをちゃんと学校に行かせられるようになってとっても幸せだ」と言っていました。
また「KISEKIで働くことで子どもたちに教育を受けさせることができている。」とも言っていた。
マンダジを作りながら、地域の人たち・子供たちとも交流しました。
ここで出会った子どもたちはみんな英語が話せ、中にはフランス語を話せる子もいて、ルワンダの教育水準の高さに驚かされました。
農村ホームステイ
この日から1泊、キガリから車で1時間半ほどのところにあるムシャセクターという村でのホームステイがありました。
STARTのメインイベントのうちの一つだ。
村はキガリの様子とは打って変わって街中の道路は舗装されていない赤土の道路です。バナナ畑が広がっていて「まさにアフリカ!」って感じの光景が広がっていました。
夜は天気が良ければ満点の星空を楽しめます。
ルワンダは南半球に位置するので、もちろん南十字星も見えます。僕はどれが南十字星かわからなかくて見逃しましたが…
夜はご飯を一緒に食べながら、ホストファミリーと話す時間があった。
本当はジェノサイドの当時の様子であったり、国の雰囲気などを聞き方に注意しつつも伺ってみたかったが、先日キガリの虐殺祈念館で見たもの思い出すと、心苦しくて聞くことができませんでした。
今になって、お話を伺えなかったことを少し後悔しています…
4日目
ルシシロ小学校での授業ボランティア
ムシャセクターにあるルシシロ小学校にお邪魔した。
授業ボランティアはもう一つのSTARTのメインイベントである。
まずは、ルワンダの目玉政策である”One Laptop per Child”の授業を見学しました。授業では2人1組で簡単な表計算ソフト使い方を学んでいました。
“One Laptop per Child”ちゃうやん!と思いましたが、あまり細かいことはさておき、我々はボランティア授業の行う教室に向かった。
事前の打ち合わせでこれまでのSTARTの授業ボランティアでは文系的なことを題材とした授業が多かったので今回は理系的こともやってみようかという話になり、我々はペットボトルで雲を作る実験を授業で行いました。
事前にSTART参加者で準備を十分にする時間がなかった中で、ホームステイでもお世話になったエリックの力も借りて、生徒たちに楽しんでもらえる授業ができたのではと思います。
ルワンダの小学校では、理科の実験が一般的ではないと聞いていたので、子どもたちみんなに実験に参加してもらい、実際にできた雲に触ってもらうなどして、知覚的な情報とともに現象を理解することを学んでもらうことを意識しました。
参加してくれた子どもたちの中に一人でも身近な科学的な現象に興味を持ってくれるような子が現れたら嬉しいですね。
授業の後は、校長先生とお話をしました。
校長先生が「ここで学んだ子どもたちが将来立派になってルワンダをより良くしてほしい。そういう点で教育に携われていることに誇りを感じている。」と話しているのが印象的であった。
STARTALK〜その2〜あべまさきさん
あべまさきさんは日本にいながらアフリカ生活ができるシェアハウス”アフリバ邸”の管理人でかつベナンでドローンを飛ばす人です。
「オセロをひっくり返すように周りの人たちに影響を与えることを意識している」と語っていて、本当にその言葉通りに、近くにいればプラスの影響を受けそうなお人柄でした。
持っているエネルギーと行動力が凄まじくて、自分の強みを理解した上で戦略的に行動しているのが伝わってきました。
5日目〜アカゲラ国立公園サファリツアー
この日は丸1日かけてオプショナルツアーのアカゲラ国立公園のサファリツアーに参加しました。
広大な国立公園の中をひたすら車に乗って周るなかで、野生のゾウ、シマウマ、キリンを見ることができました。
僕たちは見れませんでしたが、運が良ければライオンやサイなんかも見れるらしいですよ!
まとめ
3日目4日目は、アフリカの中では最も先進的な国と言われていても現状まだまだ裕福とは言い難いルワンダの一面が見られました。
その一方で、KISEKIで出会ったシングルマザーたちが一所懸命働いて子どもたちにきちんとした教育を受けさせようとする姿であったり、ルシシロ小学校での校長のお話であったりと、「前に進んでいこう」という雰囲気がたくさん感じられました。
次回は6日目と7日目について書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。