バックパッカーが教える!外貨両替をお得にする方法【知らなきゃ損!】

結局、外貨両替ってどこでするのがお得なの?

という疑問を解決できる記事をご用意いたしました。

この記事を読めば、数ある両替方法の中から状況に応じて適切に一番オトクな方法を選択することができるようになりますよ。

バックパッカーとして得た経験と知識をもとに、外貨両替で損しない方法を詳しく解説していきます。

「今すぐに、お得に外貨両替をする方法」を知りたいという方は、『通貨によって、どこで外貨両替を行うべきか決まる』を見てくださいね!該当箇所に飛べます。

外貨両替について知っておきたいこと

「日本円を米ドルに両替する」「米ドルを日本円に戻す」というように日本円→外貨または外貨→日本円に両替を行う際、手数料が必要です。

その手数料には「両替レート」によるものと、「両替手数料」の2種類あり、外貨両替を行う際はこの2つを正しく理解していないと、思わぬ損をしてしまうことがあるので、気をつけましょう。

・両替レート

両替レートとは「為替レート」に「為替手数料」を加えたもので、「1ドル110円」「1ユーロ120円」というように2種類の通貨を用いて表されます。

両替を行うほぼ全ての場所で用いられている手数料です。

例えば、両替レートが「1ドル110円」とあり、その時の為替レートが「1ドル105円」だとした場合、1ドルにつき5円の手数料を払うことになります。当然、1000ドル分両替する場合は手数料が5000円となります。

両替レートでは、単位あたり数円の差であっても両替してみたら、意外と多額の手数料がかかることがあるので注意してください。

両替手数料

両替手数料は両替1回につき発生する手数料のことで、両替金額によらず一律でかかるものです。

両替手数料が必要な場合、一回あたり数百円〜二千円くらいが一般的です。

両替所で「両替手数料無料」という表記がある場合や、両替手数料についての表記がない場合は、両替レートに含まれている為替手数料以外は発生しないと考えて大丈夫でしょう。

心配な場合は、両替前に確認するのが確実です。

外貨両替の方法

外貨両替の方法は次に上げる9つの方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがあります。

国内での両替

国内の銀行

一般的に両替手数料の設定が高めと言われています。

通貨と両替量によるが、両替手数料と両替レートを考えるとその限りとはいえません。特にドルとユーロの両替は、銀行で行うのが最良の選択肢の一つと考えられます。

空港にも店舗があるので、直前の両替も行えるので利便性が高く、偽札の心配がなく最も確実で安心感が高いです。

また、一部の銀行では、インターネットで申し込みをして自宅に届けてくれる「外貨宅配サービス」を行っています。

両替専門店

トラベレックスなどが有名。

空港や市中にも店舗を構えているため利便性が高く、取り扱い外貨の種類が多いのでマイナーな通貨を国内で両替して行く際には良い。

また、偽札の心配の必要もなく安心して利用できます。

ただ、両替レートが良いとは言えないことが多く、時間に余裕があるのなら、現地で両替するほうがお得ですね。

金券ショップ

銀行や両替専門店より手数料がお得であることが多い。

しかし、偽札が紛れ込んでいる可能性が排除できない点が金券ショップの最大のデメリットとして挙げられます。

また、空港に店舗がないため、事前に街中の店舗に行く必要があるので、そのための手間や交通費も考慮しておく必要があります。

旅行代理店

事前に安心して両替を行える手段の一つであるが、両替レートが高い。メリットとして自宅近くの店舗で受け取りができることが挙げられる。

外貨宅配サービス

銀行、両替専門店、旅行代理店などが行っているサービス。

自宅でオンラインで申し込みができ、一度に多くの店を比較できるのが最大のメリット。

銀行振り込み手数料と配送料を考慮に入れる必要があるが、一定額以上の両替をする場合は無料になる場合も。

マイナー通貨を取り揃えている店もあり、日本で現地通貨を調達する際に最も有効な手段の一つです。

配送で外貨が送られて来るため、時間的に余裕を見ておかなければいけないのがデメリットとしてある。

現地での両替

現地での両替所へ行くと写真のような掲示板があり、”buy”, ”sell”であったり、”we buy”, “we sell”という表記を見ます。

この場合、”buy”または”we buy”の列の日本国旗があるところの数字が「日本円→現地通貨」の両替レートになります。

海外で両替をした場合お金を受け取ったら、たとえ後ろに人が並んでいたとしても、必ずその場で金額が合っているかお金を数えてください

現地空港の両替所

海外で最も安全かつ確実に両替ができる場所の一つです。

一般的に市中の両替店より両替レートが悪いことが多いですが、ユーロと米ドル以外の場合は日本で両替するより断然両替レートがいいのでオススメです。

下の写真を見てください。

これは、同じ日の香港国際空港の両替所の両替レートです。

左側は”HKD PER 100 UNITS”と書いているので、100円が6.7596香港ドルと両替してもらえ、右側は1円が0.0645香港ドルと両替してもらえることを示しています。

つまり、左側は100÷6.7596より1香港ドル14.7938円、右側が1÷0.0645より1香港ドル15.504円となるので、左側のほうがお得であることがわかります。

このように、同じ空港内でも運営している銀行や、両替店が異なると両替レートが違うことがあるので、複数店舗を比較して店を選ぶ必要があります

中国など一部の国では、両替手数料が掛かるため、両替金額によっては日本で両替がした場合のほうがお得なこともあるので、事前に調べておく必要があります。

現地の銀行

安心して両替ができる両替場所です。

ただ、非英語圏だと英語が話せる行員が限られているので、不便な思いをすることがあります。一般的に両替レートは現地空港の同じくらいですね。

ホテル

ホテルでも両替ができますが、あまりレートが良いとは言えません。

例えば、「帰りの空港までのタクシー代がないが、両替所まで行く時間がないというような」

緊急時には非常に便利が良いと思います。

市中の両替店

両替レートは店舗によってまちまちですが、一般的に最もレートが良い。

しかし、お国柄によっては十分に気をつける必要があります。ひどいところでは、偽札が紛れ込んでいたり、金額をごまかされることもあります。極端に両替レートが良い店は避けたほうが無難です

まずお金を受け取ったら必ずその場で、店員に見えるようにお金を数えてください

あと、両替店から出たらあとを付けられていないか十分に警戒をしてください。場合によれば人通りの少ない路地に入ったら引ったくり襲われるの危険性もあります。

通貨によって、どこで外貨両替を行うべきか決まる

両替レートの手数料の高さは通貨の強さで決まります。

日本で両替をする際、国際的信用度が低い通貨ほど為替手数料が高くなり、両替レートが悪くなる傾向に。

これは、信頼性の低い通貨を、両替店もしくは銀行が両替を行うために、保有することにコストがかかるためです。

一方で、多くの国では、世界の主要通貨の1つの日本円のほうが自国通貨より信頼性が高いので両替する際のリスクが低く抑えられる。そのため、一般的に現地の両替所で両替を行ったほうが手数料を安く抑えられます。

逆の理由で、米ドルとユーロの場合は日本で両替したほうが現地で両替するより手数料が安く済みます。

米ドル、ユーロに両替する場合

米ドル・ユーロに両替する場合は日本で両替をしていったほうがお得です。

外貨宅配サービス>金券ショップ>空港の両替所の順でおすすめ。

外貨宅配サービスと、金券ショップでは基本的には両替レートに大差はありません。そのため、実店舗に出向く手間を考えれば、外貨宅配サービスがお得です。

中国元に両替する場合

中国国内の空港の両替所で両替を行う際1回50〜60元(1000円弱)の両替手数料が掛かります。そのため、中国元に両替を行う場合は事前に日本で両替を済ますことをオススメします。

特に、両替金額が少額(数万円)である場合は日本の空港でするのが一番良い方法ですね。

ちなみに中国上級者がよく利用する、最も金額的にお得な方法は、日本国内で小額(市内への交通費、一日目の食事代程度)を両替しておき、市内の銀行で改めて両替する方法です。

しかし、これはあまりオススメではありません。市内の銀行は混雑している事が多く、平気で小一時間とか待たされるます



その他の通貨に両替する場合

その他の通貨に両替する場合は基本的に現地の空港で両替するのが賢明な選択肢だと思います。

この場合は、必ず複数店舗の両替レートを確認してください。

同じ空港内でも店舗によって、レートが異なることが多々あります。

外貨は使い切る分だけ両替するのがお得

外貨は使い切る分もしくは、少し余るくらいにするのがオススメです。

使いきれずに多額の外貨が余っても日本では、当たり前ですが使えないですし、再び日本円に戻すと、かなり損します。

クレジットカードの併用がおすすめ

旅先でクレッジットカードを併用することで、外貨が大幅に余ることを避けられますし、また、お金が足らなくて困るという事態も避けられます。

国柄や店舗によって、使える国際ブランドが限られる事があるので、visaとMasterCardの両方を持っていくことを強くおすすめします。

ABOUT ME
ゆとり系バックパッカーけいた
コロナ以前は建築学生しながら長期休暇など利用して一人旅をしています。現在会社員。大学入学後20以上の都市を訪問。旅行のときに役立つ情報などを発信しています。

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