【安価】チベット旅行の手配方法を解説【2019年版】

チベットに行ってみたいけど、どうすれば行けるのかわからない

という人に向けての記事です。

この夏に、僕自身チベットを訪れたのですが、あまりにも情報が少なくて苦労しました。

なので、今回は実体験に基づくチベット旅行に行くまでの方法をご紹介したいと思います。

中国現地会社主催の英語ガイドのツアーに参加したので、その方法を軸にご紹介させていただきます。

ツアーの手配


まずはじめに、ツアー会社を選ぶ必要があります。

チベット自治区内では外国人が単独での観光が許可されていないので、寺院などに入る際は必ず現地ガイドとともに行動しなければなりません。

なぜ最初に、ツアーの検討をしなければならないかというと、ツアーの開催日によって予定が前後するからです。

そのため、先に旅行券や列車の乗車券を手配すると後々に面倒なことになるのでお気をつけください。

行きたいと思ったら早いうちに旅行会社とコンタクトを取ることをオススメします。旅行日まで時間があるほど、予定の融通が効くことが多いです。

また、ツアーも日本の旅行会社、中国の旅行会社、ガイドも日本語か英語かでかなり価格に差が出てきます。

中国の現地の旅行会社で手配をしたほうが価格面では断然お得です。

僕は「ふれあい中国」という中国の旅行会社を利用しました。担当の方は日本語のできる方で、旅行の手配は日本語でできたので個人的には満足なツアーでした。

チベット旅行を計画する際、候補の一つにしておくといいでしょう。

入境許可証の手配

チベット自治区に入るためには入境許可証(パーミッション)が必要です。

チベットに入る飛行機・列車に乗る際と到着時に警察の人に確認されます。

大抵の場合はツアーを申し込むと一緒に手配してもらえます。

一部情報によると原本でないと入境できないという情報もありますが、僕の場合はラサ現地ガイドが原本を持っていたので原本は受け取らないまま現地に入りました。

実際、北京で列車のチケットを受け取る際に、原本を持っていなかったので、駅員と一悶着ありましたが、旅行会社の人に連絡して対処してもらいました。

このあたりは、旅行会社に事前に確認をしておいたほうが安心だと思います。

中国に合計16日以上滞在する場合は別途ビザの用意も必要です。

航空券・列車の手配

ラサに入るのに現実的な方法としては、飛行機か列車があります。ラサは標高が高いので、列車で徐々に高度を上げていったほうが体が順応しやすくて楽だと言われています。(列車で行ったからと言って、高山病にならないと言うわけではない)

僕は、列車で入境し、飛行機で出境しました。

航空券

飛行機は北京、西安、重慶、成都、昆明からの便があります。

所要時間は2〜5時間です。飛行機で行く場合、ラサに到着した当日は高山病で激しい頭痛に襲われる人が多いので、高山病の薬を持参するなど対策をしておくのが無難ですね。

空港からラサの市街地まで1時間弱で付きます。

列車

北京、上海、広州、西安、成都、重慶、蘭州、西寧からラサ行きの列車が発車しています。所要時間は20〜40時間です。

切符は席なし(無座)、座席(硬座)、二等寝台(硬臥)、一等寝台(軟臥)があります。二等寝台は三段ベッド、一等寝台は二段ベッドです。

長時間の旅になるので一等寝台をおすすめします。座席券または無座席券での乗車はかなりキツいでしょう。

また、一等寝台車、二等寝台車、座席車間では自由に行き来ができないので、セキュリティ的にも、良い車輌に乗車するほうが安心です。

西寧、西安からだと、乗車時間が短い上、ラサまでの便が多いので、チケットも比較的取りやすいようです。

中国の長距離列車のチケットは【Trip.com】公式サイト で取れます。

中国国内での列車予約が30日前なのでそれ以前に【Trip.com】公式サイト で予約するかもしくは、旅行会社でチケットの手配をお願いしてください。

僕は、北京から二等寝台に乗車しました。北京発だと寝台車のチケットが発売されてすぐに売り切れるので、旅行会社にお願いしました。

それでも、一等寝台は売り切れで乗れなかったです。二等寝台は、かなり窮屈で、上段と中段は寝る以外のことはほとんど何もできません。

基本的に日中は、一番下の段の人のベッドに座って同じ部屋の人と話をするか、寝るかの二択ですね。

あと、通路に沿って椅子とテーブルが付いているので、そこに座って景色を眺めたり、ご飯を食べたりもできます。

食堂車も連結されているようですが、二等寝台車からは直接行けませんでした。乗務員に言えば行けるようです。

ただ、ワゴンでお弁当や、おつまみ、飲み物、果物が定期的に販売しに来るので、食堂車に行く必要はありませんでした。

また、カップ麺を持ち込めば、車内に給湯器があるのでいつでも食べられます。

予算

これは時期やプランにも大きく左右されますが、

僕の場合は

・6日間ツアー代:5,940元≒95,040円

・列車チケット北京〜ラサ硬臥:913元≒14,608円

・飛行機 関空〜北京&ラサ〜西安〜関空:85,580円

合計195,228円(1元=16円で計算)

でした。

国内旅行会社でのツアーだと最低30万円はしますので、かなり節約できたのではないでしょうか?

節約できたとは言え中国旅行にしてはかなり高額ですが、ぼく的にはこのお値段を支払う価値は十分にあったと感じています!

まとめ

チベットは建物・文化・自然のどれをとっても素晴らしかったです。ぜひ、行きたいと考えている人は、旅行を計画することをオススメします。

チベットに行くには、早いうちからの計画がとても重要です。

この記事が、あなたの旅の手助けになれば幸いです。

ではよい旅を~

ABOUT ME
ゆとり系バックパッカーけいた
コロナ以前は建築学生しながら長期休暇など利用して一人旅をしています。現在会社員。大学入学後20以上の都市を訪問。旅行のときに役立つ情報などを発信しています。

POSTED COMMENT

  1. 虎さん より:

    はじめまして、ケイタ様
    当方チベット行きを検討している者です。
    目的としては、チベタンタイガーの絨毯を購入して、日本で売却する輸入ビジネスが可能かどうかの確認の為に行きたいと思っています。
    ですが、情報が少なすぎて苦戦しております。
    もし、けいた様がチベタンタイガーについて、何かしらの情報を持たれているようでしたら、大変、厚かましいお願いで恐縮なのですが、教えていただければ幸いです。お忙しい中失礼致しました。

    • ゆとり系バックパッカーけいた より:

      コメントありがとうございます。
      残念ながら、チベタンタイガーについてのお役に立てそうな情報は持ち合わせていません。
      申し訳ございません。

      私もチベット旅行を検討するに際し情報が少なくて大変でした。
      もし、何かお役に立てそうなことがございましたら、気軽にご連絡ください。

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